読書が好きな理由と習慣化について

読書について考察
読書について考察

僕が本を読み続ける理由

趣味は読書。すごくありきたりだけど僕には今ほかの趣味がない。

若い頃はダイビングとか水上バイクとか、水族館巡り、タロットカードとか他人に積極的に話せる趣味をいくつか持っていた。ただ昔の僕の趣味は「こうありたい」が先にあって、実際すごくうすっぺらいものだったなと今は思う。ダイビング、水上バイクはアクティブな人に見られたかったから作った趣味。タロットは人間観察が得意で能力があるわけじゃないけど割とあたっているとよく言われた。遊びでやっているはずが、自分の範疇を超えた依頼がちらほらでてきて怖くなって今は基本的にやってない。水族館は今でも好きだけど、家族がいるので自由に行きたいときに行けるわけではない。こうして僕の趣味は読書のみとなっている。

なんかネガティブに書いてしまったけど、シンプルに好きなことが残ったので嫌ではない。ただ昔みたいに積極的に趣味の話はしなくなった。ダイビング、水上バイク、タロットの話のようにみんな興味をもってくれないし、ありきたりな割に読書好きな人って周りにあまりいない・・・本当に一番好きな趣味なのに話せる人がいなくて寂しい。

皆さんは趣味はありますか?大人になってもずっと好きと思えるものはありますか?

読書が好きな理由を考えてみた

読書について語れる相手が周りにいないので、頭の中で一人で考えてみた。そもそも転勤で配属された場所でできた彼女と結婚して、そこの地元企業に転職したので周りに友達が一人もいない。そもそも僕の友達に読書好きはいなかった。やっぱり本を読むことが好きな人って意外と少ないのかな…まあいいや

いろいろジャンルがあると思うけど「小説」が好き!

リアルな現実世界にいる人間の話が好き。SFとかホラーとか、謎解きが楽しいミステリーは基本読まなくて、とにかくリアルな生活を描いたものが好みだと思う。主人公は自分より少し上が理想(僕はいま31歳になったところ)。ある程度、自分と近い大人の視点が書かれているものが好きな傾向がある。作家は女性作家のほうが好きなことのほうが多い。それぞれ性格が違う、生い立ちも違う人の「激動」な瞬間?人生のドラマティックな期間を切り取ってあるものなので、読んでいて楽しいに決まっていると思っている。

あと鳥肌がたつのは感情表現のうまさに驚いたとき。感情とか気持ちって、言葉で表せられるのは普通は表面上の少しの部分だけ。悲しいことは伝えられるけど、悲しさの種類とか奥行きとかまではなかなか伝えられない。作家の人たちがすごいのは、もやもやした感情をピタっと文章で伝えられるところ。あいまいで形のない感情を文章で造形をつくって理解させられるのが作家のすごいところだと思う。あんなにクリアに感情を理解できると生きづらいだろうなと思うけど、読者としては洗練された表現に出会うことができてうれしい。自分でもよく分からない感情を数年後に読んだ本がピタッとした言葉を与えてくれることもある。感情は文章になるとすごくすっきりして自分の中で消化できる。

こういう言葉との出会いが好きだから、僕は読書が好きなんだと思う。

最近読んで面白かった本

川上未映子「すべての真夜中の恋人たち」原田ハマ「生きるぼくら」町田そのこ「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」堀辰雄「風立ちぬ」、表現がうまくて感情に浸れる本たち。

読書を習慣化した方法

ただ読書が好きな僕でも、忙しいとなかなか習慣的に読むことが難しいと思う時もある。

僕がハマっている「マイ読書ポイント」をご紹介します。

「読書を習慣化したい」けどなかなかうまくいかない方にお勧めの方法

「マイ読書ポイント」で目標と進み具合を見える化

やり方はとても簡単で

①本の種類によって点数を決める 

②月の目標点数を決める

③目標達成しなさそうな時のための特別ルールを設定する

この3つだけを決めて後は手帳やノートの目に見えるところに保管するだけ。

①本の種類によって点数を決める

■僕の場合は一番ハードルが低い

小説:1点

■仕事のモチベーションアップや将来の自分のために読んでいる

ビジネス書籍:2点

■気合を入れないと読まない勉強チックな本

勉強のための本:3点

と設定して、点数が高い本を読むと頑張った気持ちになるし、

目標に届かなそうなときにあえて頑張って勉強のための読んだりする。

自分のためのものなので、読むハードルに合わせて勝手に点数をつけてる。

②月の目標点数を決める

これはそのままで月何冊くらい本を読みたいかと、

物理的に自分が読めそうな本の量を検討して決定する。

僕の場合は10冊程度読みたいので、20点を月の目標にしていて、

小説だけだと厳しいけれど、ビジネス書と勉強の本をを組み合わせれば

なんとか毎月達成できそうな目標にしている。

自分の目指す読書量から逆算するのがお勧め。

③目標達成しなさそうな時のための特別ルールを設定する

ぼくのやっている「マイ読書ポイント」だとここが一番大なこと。

自分のためのルールなので、すこしズルができる工夫を入れている。

達成しないと嫌になる性格なので、最後に何とか巻き返せる

特別ルールをあえて作っている。

読むべきだけど面倒で読みたくない本: 5点 OR 10
大人って割と忙しいので、少しくらいズルしてもいいと思う。
どうしても読書が進まなかった月に発生させる特別ルールで、
最後の最後で目標を達成できて、モチベーションも下がらない。
自分が読むべきだと思っているけど手が付けられていない本を
頑張って読む動機にもなって一石二鳥!!
 実際の僕のノートはこんな感じ

7月は普通に20点達成できたので問題なかったけど、

8月は読書が進んでいないので特別ルールが発動しそう。

今から読みたくないけど読もうと思っている本をピックアップを始めてて、

自分のためのツールなんてこんな感じがちょうどいいと思ってる。

読書に慣れてくると、文章が視覚的に理解できる

読書嫌い、漫画好きな嫁と話していて、絵がないと理解できなと言っていた。確かに難しい本とか、古い本で日本語の意味が違ったり、描写のバックボーンが理解できなかったりすると楽しいというより、理解する方に脳のリソースが使われている感じがする。

読書の魅力は自分と違う人の人生に入り込み、その世界に没頭できるところ。没頭できるにはある程度、読書に慣れないといけなくて、最初はちょっと負荷かもしれないけど、やはり習慣的に本を読むことが大事だと思う。

慣れてくると出てくるキャラクターのビジュアルとか、住んでいる部屋の感じとか、街の雰囲気とかもイメージできてくる。自由度は自分の頭のなかだから無限大。めちゃ楽しい趣味になるはず。

以上。バイバイ

 

 

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